湿気や雨が鬱陶しい梅雨の時期、
衣類やタンスにもカビが生えやすく、注意が必要な時期です。

そんな、衣類への湿気が心配な方へおすすめが、
自然塗装された家具です。

自然塗装とは、植物性オイルを主原料としたオイル仕上げで、
木材に浸透しています。

通常よく使われるウレタン塗装などは、
家具の表面に皮膜を張るので、湿気などを通しませんが、
自然塗装やオイル塗装は樹木に浸透しますので、
木の調湿効果を妨げない仕上げになっています。

木は、もともと調湿能力があり、適度な湿度に保とうとします。
ですので、湿度が高い時には木の内部に湿気を吸い込み、
湿度が低い時には木内部の水分を発散します。

無垢や塗り壁の家が心地いいのも、自然素材の調湿効果があるからです。

 

 

 

同じことが家具の引き出しの内部にも言えて、

弊社の家具に使われる引き出し内部は、大体桐材でして、
桐材は調湿効果がとても高い木材です。

引き出し内部の湿度が高くなると、木材に水分を貯めこんで、
引出しの湿度を低くしようとします。

こういう芸当はプラスチックのケースではできません。
ですので、昔から大事な着物は桐ダンスにしまう。
と言われているのです。

 

 

 

また、意外と見落としがちなのが、

タンスの裏のカビです。

壁にベッタリくっついていると、壁の空気が停滞しがちで、
通気性がありません。
梅雨の時期になるとタンスの裏にカビが生えていた!!
ということもあります。(特に築浅のコンクリート住宅は注意が必要です)

ですので、梅雨の時期はタンスを壁から若干前に出すと空気が通り、
カビにくくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


九州産ヒノキを使ったチェストタンス、ヒノキの殺菌作用を生かしたつくり

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