オルデスク九州デザイナー学院との共同開発家具開発日記

昨年春(2018年)、もともと知り合いでした「九州デザイナー学院」の非常勤講師酒井博幸様より、
九州デザイナー学院の学生とコラボして共同開発してくれる家具店を探している。
というお誘いをいただき、九州デザイナー学院の学生さんと家具の共同開発をすることになりました。

まずは、弊社が取り扱っている家具がどんなものか。
というのを知ってもらうために、いつも家具製作をお願いしている、
弊社から徒歩1分の家具工場「酒見木工」さんへ。

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ここで、家具作りとはどんなものかを酒見社長と坂井講師から生徒さんへレクチャーが。

その1か月後、九州デザイナー学院の生徒さんより家具の企画案が上がってきました。
弊社の担当は右腕の古賀。
九州デザイナー学院に出向いて、生徒さんのプレゼンを聞きます。
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この時、すでに今のオルデスクの形が出来上がってますね。

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ただ、弊社でオリジナル家具を作る場合、単なるデザインだけでなく、
そのデザインに至った思考を大事にしていて、
「意味なくかっこいいから」ではなく
だれだれのこのような不満を解消したいだったり、より良くしたい。
というのを形にしたものがないと弊社では売り出せない。

というのを学生さんに伝え、次回打合せまでに学生さんに考えてもらうようにしました。

その次回の打合せでも学生さんから具体的な顧客増というのが見えてこなかったので、
弊社で考えさせてもらいました。

ターゲット
パソコン作業を主とした、在宅ワークで生計を立てている人

ペルソナ ①160幅
年齢 32歳
性別 男性
家族構成 独身、一人暮らし
住まい 都心部
マンション
職業 フリーランス
仕事内容 建築図面作成の外注
その他イラスト作成などのアウトソーシング
年収 600万円
パソコン歴 14年
使用ソフト:CAD、イラストレーター、フォトショップ

ペルソナが抱えている問題点
同時進行で複数の作業を行いたいが、デスク周りが狭い。
仕事用のパソコンや機器が多く、配線のコード類が邪魔になっており、見栄えも悪い。
一日中デスクに向かっているので、癒しが欲しい。

利用環境・要望
長時間の作業が基本となり、一度作業を始めたら移動する事は少ない。
パソコンを使っての図面作成や資料作成が主な作業。
打ち合わせなどの為にスカイプ(ネット電話)を使って外部と連絡を取る事が多い。
画像編集系のソフトを使用する為、パソコンはハイスペック。
本体はスペックの関係上サイズが大きくなる為、机の下に床置き。
酷使すると本体がかなり熱を持つので排熱も考慮したい。
ディスプレイは広い必要がある為、マルチモニター。
また、自由に動かせるようにモニターアームを利用。
図面をA3サイズで印刷する事があるため、A3対応のインクジェットプリンターがある。
図面や資料を手書きする事があるので、机上は広く使いたい。
筆記具や製図器具の収納が欲しい。

製品特徴(現状)
デスクトップパソコンの利用を想定
机上を広く使える様に、幅広の天板
電源が取りやすい様に机上にコンセントを設置
床上においたPC本体のUSBポートを利用出来る様に、机上にポートを設置
たくさんの機器のコードを収納出来る様に開け閉め可能な収納ボックス
素材には触れたら優しい質感の天然木を使用

製品特徴(追加)※指摘事項
天板の後ろはモニターアームのクランプを挟めるようにしたい。
例えばコード収納ボックスのふたを開けっぱなしにして、手前の天板に
クランプ用のクリアランスを設けるとか。
コード収納ボックスの位置について、普通に複数台モニターを置いたら
収納ボックスは開かなくなる?ディスプレイを前にずらさないといけない?
そうなると手前のスペースが狭くなりそう。
デスク背面はパソコン本体の排熱を考慮した形状にする

そのご、家具工場との打ち合わせでクランプ用のクリアランスが取れないとのことで、
モニターアーム用のクランプはさみは没になりました。
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その他はほぼコンセプト通りに仕上がり、
学生さんとのコラボ家具の発売開始となりました。
2018年4月から企画が始まり、12月に試作が完成する、
8か月間のコラボ企画でした。

ラヴォ―ロ デスク
オル デスク(ハードメープル)

受注生産ですので、サイズ、材質、形は変更できます。